茨城県南8市町村で構成する歯科医師会です。

歯や顎顔面領域の病気
3大疾患
歯科の3大疾患とは
 1.う蝕(「むし歯」)
 2.歯周疾患(「歯そうのうろう」)
 3.不正咬合(「悪い歯ならび」)
の3つです。
う蝕とは口の中に棲んでいるミュータンス菌の作用によって歯の表面が溶かされ、しまいには神経にまで至る穴があいてしまう病気です。口の中を不潔にしていると、細菌の栄養となる糖分が豊富になるため、細菌の活動が活発となり、う蝕がどんどん進行します。
予防のためには、まずお口の中を清潔に保つこと。「食べたら歯ブラシ」が第一です。
しかし、う蝕がいったんできてしまうと、いくら歯ブラシをしても自然に治ることはありません。できた穴が小さければ、中ををきれいにして詰め物をする。大きな穴の場合は、その程度によっては神経を取った上でかぶせものをすることがありますし、最悪の場合、その歯を抜かなくてはならない場合があります。
>2の歯周疾患はどちらかというと大人の患者さんに多い病気ですが、歯の回りの歯ぐきと中の骨が溶けてしまって、支えを失った歯がグラグラ揺れたり、抜けてしまったりという病気です。
その原因は食べかす、つまりはこれまた歯ブラシの問題です。食べかすがラクトバチラスという細菌の死骸と一緒になって歯ぐき近くの歯の表面で固まって、歯ぐきを刺激するようになり、最初は歯ぐきが赤く腫れ、さらには歯ぐきも骨(歯槽骨)も痩せていきます。
3の不正咬合は、ちょっとニュアンスが異なり、歯の位置、あごの位置関係がずれてしまい、デコボコの歯ならびになったり、出っ歯、受け口になったりという病気です。原因はさまざまですが、デコボコの歯ならび(叢生)では歯とあごのサイズの不調和、出っ歯(上顎前突)や受け口(反対咬合)では上あごと下あごの成長発育に問題のあるケースが多いようです。