茨城県南8市町村で構成する歯科医師会です。

一般の方への講演会
稲敷歯科医師会学術講演会
 11月29日(土)新利根ふれあいセンターにて稲敷歯科医師会学術講演会が執り行われました。
 鶴見大学歯学部地域歯科保健学 教授 鶴本明久先生による<やればできる う蝕と歯周病の予防 フッ化物応用とかかりつけ歯科医がポイント>の講演がありました。
 フッ化物の応用についての誤った反対意見もありますが、その誤解に対してエビデンスに基づいた正しい知識の習得ができました。
う蝕の予防方法でもっとも有益であるとされているのはフッ化物の全身応用や局所応用、そしてフィッシャーシーラントで、歯磨きやフロスよりも上位の有益性が認められます。
 フッ化物の全身応用では水道水のフロリデーション、食塩、牛乳のフッ化物濃度調整、フッ化物錠剤、ドロップなどで血液を介して歯全体を強化し、また局所応用ではフッ化物配合歯磨剤、フッ化物洗口、フッ化物歯面塗布など歯の表面に作用して強化する方法で、これらを研究データに基づきその効果を講義していただきました
 しかし日本では全身応用の実施は見送られ続け現在は局所応用のフッ化物洗口が全国で行われています。それでも効果はかなり出ておりこれからもフッ化物に対して正しい知識をもって学校保健や市町村保健と一緒に地域住民に対して正しい情報を提供していかなければならないと感じました。
                           
植田 崇資 記
稲敷歯科医師会学術講演会
 11月29日(土)新利根ふれあいセンターにて稲敷歯科医師会学術講演会が執り行われました。
 鶴見大学歯学部地域歯科保健学 教授 鶴本明久先生による<やればできる う蝕と歯周病の予防 フッ化物応用とかかりつけ歯科医がポイント>の講演がありました。
 フッ化物の応用についての誤った反対意見もありますが、その誤解に対してエビデンスに基づいた正しい知識の習得ができました。
う蝕の予防方法でもっとも有益であるとされているのはフッ化物の全身応用や局所応用、そしてフィッシャーシーラントで、歯磨きやフロスよりも上位の有益性が認められます。
 フッ化物の全身応用では水道水のフロリデーション、食塩、牛乳のフッ化物濃度調整、フッ化物錠剤、ドロップなどで血液を介して歯全体を強化し、また局所応用ではフッ化物配合歯磨剤、フッ化物洗口、フッ化物歯面塗布など歯の表面に作用して強化する方法で、これらを研究データに基づきその効果を講義していただきました
 しかし日本では全身応用の実施は見送られ続け現在は局所応用のフッ化物洗口が全国で行われています。それでも効果はかなり出ておりこれからもフッ化物に対して正しい知識をもって学校保健や市町村保健と一緒に地域住民に対して正しい情報を提供していかなければならないと感じました。
                           
植田 崇資 記